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真新しい制服やスーツ姿の新入生新入社員を、目にする季節になりました。四月は新しい生活が始まる季節ですが、期待に胸が膨らむ一方で、新しい環境で何かと、不安を感じ、ストレスの影響を身体に受ける季節でもあります。 このストレスによって、自律神経が乱れ、消化器系、特に大腸の蠕動運動がスムーズに働かなくなり、便秘が生じやすくなります。 このような便秘の病態を東洋医学で考えてみましょう。 まず情志の失調(ストレス)が加わりますと、気の停滞が起こります。気は身体の中で、昇降出入りをしておりますので、この動きが停滞しますと、大腸の伝導機能が失調して、便秘が生じてしまうのです。特に、この情志の失調による便秘は、気が停滞して起こるので気秘と呼ばれています。 また、気秘と呼ばれるこの便秘は、左右の腹部の膨満感や脇の痛みを伴ったり、便意があるのに排便できなかったり、ゲップや時には口内で苦みを感じたりすることがあるのが特徴です。 東洋医学的な鍼灸治療では、理気行気と寛腸通便という治療方法を用います。 理気行気という鍼灸治療は、太衝穴・気海穴・陽陵泉穴という経穴を組み合わせて、気の流れを改善し、停滞を除いていきます。それと同時に、天枢穴・上巨虚穴・中穴を組み合わせて、大腸で停滞している気を下に流して排便を促していきます。 三砂堂漢方鍼灸治療院へは、便秘のみの治療で起こしの患者さんは少ないのですが、ストレスから、不眠を起こしたり胃腸障害を起こしている患者さんの副訴としての便秘を鍼灸で治療する場合は、よくあります。 健康な人には、毎日排便があるものです。腸管は免疫器官でもあり、便秘は様々な病気の原因にもなります。たかが便秘と安易に思わず、しっかり治していきましょう。 便秘と東洋医学について、もっと知りたい方は、三砂堂漢方伝統医学研究室をご覧下さい。 |
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