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坐骨神経痛と漢方・鍼灸について、詳しく知りたい方は、三砂堂漢方伝統医学研究室http://www.misagodo.com/をご覧下さい。 70歳代女性の坐骨神経痛です。 15〜6歳の頃に患った左足首の捻挫が習慣性になり、常に左足をかばうように歩いていました。歩行の姿勢が悪かったため、50歳代になって、腰下肢に痛みが出るようになりました。整形外科で診察を受けたところ、坐骨神経痛と診断されました。 以来20年以上、整形外科や整骨院で治療を受けてきましたが、今年の夏にエアコンや扇風機で身体を冷やしてしまい、9月になって腰や下肢の痛みがいよいよ強くなってきました。 舌質:紅、舌苔:黄膩厚、舌下絡脈+、脈状:数・浮取り−弦・中〜沈取り滑、多汗 腎虚水氾の証といって、腎の弱りから腰や下肢に不良な水分が停滞したために、経絡の流れ(特に足の太陽膀胱経)が悪くなって、痛みが起こり易い体質になっていました。そこに、冷房による強い冷え、つまり寒邪が体内に侵入したため、より一層経絡の流れが止められてしまい、強い痛みが生じたのです。 鍼治療は、腎を補って働きを高めて利湿(不良な水分を流すこと)図りました。また、肝脾不和といってストレスからの胃腸障害もみられました。脾にも水を調節する働きがありましたので、肝脾調和といって、自律神経の調整による胃腸機能の改善も合わせて行いました。 ビワ温灸の治療では、経絡上に侵入した寒邪(冷え)をビワ温灸の熱で散らしていきました。 治療経過を示す表や図をご覧戴ければお解りのように、約2ヶ月間の治療で坐骨神経痛はほとんど治りました。 |
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